昔、おらの村には野良犬は居なかった

今は、野良犬ってほとんど見かけませんね。

昔は、そこら中うろうろしていました。
えーと、私が中学生ぐらいまでだから、かれこれ50年前でしょうか?

野良犬と野良猫が、家の周りを闊歩していて、
開放的な縁側から入り込み、その晩のおかずを持って行っちゃうなんて、
サザエさんみたいなシーンが、昔は本当にありましたね。


私が結婚前に勤めていた会社に、東北の田舎出身の人が居ました。
その人がタイトルのように言ったのです。

保健所がしっかりしていたのかと思いましたがそうではなく、
犬は食料だったので、野良犬を見つけると捕まえて・・・。
山の中なんかだと、重量なたんぱく源だったのでしょうね。


今、私たちは牛さんも豚さんも鶏さんも、美味しくいただくのですから、
ワンちゃんも食べていた時代があってもおかしくありません。

フランスやイギリスでは、イルカやクジラを食べる日本人は野蛮だと言いますが、
今でも、「かわいい」子牛、子羊や兎は食べます。
中国で、食料として改良したのがチャウチャウです。

だから、ワンちゃんを食べるのも責められませんが、
今では、家族として一緒に暮らしていますので、とうてい食べられませんね。。。

いや、その当時の私だって、前の会社で同僚にその話を聞いたときは、
ものすごいショックでした。

ところ変わればということなのでしょうけど。


武漢で新型コロナウィルスが蔓延したのは、
コウモリからの感染が元だったということです。

それが、細菌研究所から逃げたモノかどうかはともかく、
中国に野生動物を食べる習慣があったからこんなことになりました。

何年か前には、中国で新種のネズミが見つかったのですが、
学者たちが色めき立っているのに、地元の人は、
「こんなの、ずーっと前から食ってたよ」
何しろ、市場に並んでいるのを、外国の動物学者が見つけたのですから。

この頃日本でも「ジビエ料理」として、
野生のシカやクマヤイノシシを食べるのが流行っています。

でも、野生動物を食べることは、怖いことなのです。
もちろん、日本の料理人はしっかりと管理していると思いますが、
野生の動物には、必ずと言っていいほど寄生虫がいます。

昔の野良犬だって、寄生虫を持っていたと思います。

それがC型肝炎を引き起こしたり、内臓や皮膚の中を食い破りながら移動したり、
ひいては、命を落とす危険性もあります。


グルメだと言われる中国人ですが、その食習慣は直してもらいたいです。
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