輸血してもらいながら思ったこと [健康]

横になって、輸血のパックを眺めながら、ヒマだったのでいろいろ考えました。


私は若い時、健康そのものだったので、もちろん貧血などなく、
献血が趣味みたいだった時期がありました。

若かったから、余裕が無くて寄付なんてできなかったけど、
無料で人のためになれるならと、献血車を見つけるたびに入っていました。
(もっとも、献血手帳で日時を確認して、
前回から1ヶ月経っていないとできませんでしたけど)

今と違って、昔は献血手帳にスタンプを押してもらい、
10スタンプ(だったかな?)で一冊。

自分や家族が輸血が必要な時、その手帳が生かせるという制度がありましたので、
まぁ、そんなこともあるかも知れないと、貯めていました。

その後、結婚出産を経てやたらと献血できない状況になり、
年をとったら、本気で貧血になり、献血車を見ても献血出来なくなりました。

何冊貯めていたか覚えていませんが、まぁあの時の献血の一部が、
自分に返ってきたんだなぁと、ポツンポツンと落ちる血の一滴一滴を見ながら、
なんだか感慨にふけっていたのでした。


ふと、腕に触れられた感覚で気づくと、ぐ~っすり眠っていたらしく、
「寝不足だったんですか?よく眠ってましたねぇ」と看護師さんに優しく言われて、
確かに、貧血以降、あまり熟睡できていなかった気はしますけど、恥ずかしかった(笑)
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