研究への執念
夫の仲間が亡くなりました。
研究会のメンバーです。
仲間とは言え、もう90歳になる人生の大先輩。
あの世代で女性が東大に学ぶというのは、
どれだけのプレッシャーだったでしょう。
それに、どれだけ優秀だったのでしょう!
そんなことは感じさせない、小柄で物静かな方でした。
白血病を患ってもなお、輸血しながら来ていました。
年齢と病気でつらい身体をタクシーで運び、
研究会に参加していました。
それは、研究への執念だったのでしょう。
ご冥福をお祈り致します。
合掌