ボランティアって?

知り合いがFacebookで、
「ボランティアをやる人って、なんでみんな『恩返し』って言うの?」
と言っていました。

「海外に行ったときにお世話になったから、恩返しに通訳になった」とか、
「いろいろな人にささえてもらったから恩返ししたい」とか、
そう言う人が多いらしいです。

で、その人はさらに「なんでみんな自己満足ですって言えないの?
余暇を使って自己肯定感を高めるって、大切なことじゃない?」と言っていて、
そうか!
そういうことだったのかと、目からうろこが落ちました。

まぁ世の中にはたくさんボランティアがありますが、
報酬を得ずに労働力を提供するというのがボランティアだとすれば、
そんな自分が自慢げに見えるので、照れ隠しのように言う人もいるでしょう。

でも、本気で「恩返し」と言っているとすれば、
私は一度も「恩返し」と思ったことはありません。

言おうと思えば「自治会にはずっとお世話になったので、今こそ恩返しを!」
ということになるのでしょうが、そうでもありません。

頼まれると嫌とは言えないので、いろいろなことを引き受ける羽目に陥ってはいます。
でも、絶対嫌だったらやらないと思います。

結局、人が喜んでくれるのが「好き」なんです。
バタバタ走り回るのが「楽しい」のです。

誰も、自分の時間を削って人のために無報酬で働きたくないです。
家でノンビリしたいです。

それに、誰かがやらなければいけないことをやることで、
やらないで済んだ誰かがほくそ笑むのは、ちょっとしゃくです。

でも、それを補って余りある楽しさがあるのです。
だから「余暇を使って自己肯定感を高めて」いたんだなぁと。

もっと端的に言うと、楽しかったんだなぁと気づかされたのです。

それは、パッチワークをしたり、ダイエットしたり、食べ歩きをしたり、
塗り絵をしたり、プラモデルを作ったり、釣りをしたり、
ほかにもいろいろある、個人の趣味と同じなのです。

そう思ったら気が楽になって、もっと楽しもうと思うことができました♪

(お断りしておきますが、親知らずさんのように所属団体でのお仕事で、
持ち回りで否応なくやらなくてはならないものとは違いますので、
親知らずさんがつらいとおっしゃっているのを否定しているのではありませんよ)
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