松の根は岩を砕いて生きていく

小さい時に観たテレビドラマの主題歌が、今でも心に残っています。

「次郎物語」というドラマでしたが、
次郎くんが、逆境にもめげず強くたくましく成長していく物語でした。

確か、父親だけは何かと味方してくれるのでしたが、
昔のことなので、小さい頃から働きに出されたり、
奉公先でいじめられたり、子ども心も痛むお話でした。

ただ、その主題歌が、ぴったりと言えばぴったり過ぎて、
今でもメロディごと覚えています。

ひとりぼっちの次郎は走る
ゆらゆらゆらゆらかげろうの丘
次郎、次郎、見てごらん
松の根は岩を砕いて生きていく

哀愁に満ちたメロディです。

その歌の通り、次郎くんは松の根のようなたくましさで生き抜きます。

いや、生き抜いたような・・・何しろ詳細は忘れています(笑)

覚えているのは歌だけ。。。


調べてみると、作者の下村湖人(しもむらこじん)さんの、
自伝的小説だったようです。

自伝的と聞くと、なおさら哀愁を感じる、
心の痛む物語だったような気がします。

「おしん」の少年版みたいな?
あー、そこまで貧しくは無かったのでしょうか?


とにかく、たまに普通に鼻歌で歌っていることがあったりします。
「じろう、じろう、みてごら~ん♪」なんてね。


ものすごく流行ったワケでもないのに、今でも心に残っている歌。
皆さんは、ありますか?
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