ご近所づきあい 後編

ある日、お隣のおばさんからお電話がありました。

一通りのあいさつを交わすと、おもむろに先方がおっしゃるには、
うちの木の枝が長く伸びてしまい、お隣のキッチンの窓まで届いているので、
時間のある時に、切って欲しいとのことです。


あらま・・・それは気が付きませんで、申し訳ありませんでした。

良いのよ、私ができるんだったら、許可をもらって切っても良いけど、
女の一人暮らしで、切れませんのでねぇ。

うちの夫は、何かあったら困るからと、1人ではやらないので、
今度、私も居るときにやるということで良いでしょうか?

もちろん、そちらのご都合のいいときでいいの。
お宅のだんなさん、あんまりこういうこと得意そうじゃないからね。
(分かってらっしゃる!(笑))

ありがとうございます!


ってことで、次の土曜日は朝からずっと雨。
日曜日になってから二人で外に出てみました。

考えてみたら、義母が存命の頃は毎年植木屋さんに頼んでいた庭木を、
このところず~~~~っと放置したままだったので、伸び放題です。

枝もずいぶん太く長くなり、お隣のおばさんの言う通り、
お隣のキッチンの窓まで届いてしまっていました。

さて、一枝とは言え、私の腕ぐらいには成長した樹を、
家庭用の小さなノコギリで、夫がギコギコと切りますのを、
手をこまねいてみている私。

枝を支えようと思っても、危ないからどけと言うし。。。

で、かなりの時間がかかって、枝は切れました。
それが、あちら側に落ちないように、支えながらこっちに引っ張りますが、
重くてこれもそうとう時間と力が要りました。

ここからは2人で力を合わせて、もう汗だくで引っ張り込むと、
今度は、その大きな枝を小分けに切りました。

いやぁもぉ、重労働!


とりあえず、お隣に迷惑をかけていた件は片付いたというワケです♪


次の次の日ぐらいに、お隣からまた電話がありました。


さっそく切ってくれてありがとうございますぅ。

いえいえとんでもないです。
ありがとうなんておっしゃらないで!

言いにくかったけど、言ってみて良かったわぁ。

そんなぁ・・・ご遠慮は無用ですから、また何かあったらおっしゃってくださいね。

そう?
そう言ってくださるとうれしいわ。
それならね、もう一つあっちの枝も、出来たら切ってくれないかしら?



ってことで、また今週末は枝を切ることになりましたとさ♪(笑)
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