ずいぶん楽になりました [健康]

前回の倍量だったので、輸血パックを一度交換してもらったりしたときに、
お忙しい看護師さんと少し話をしました。

「こんなに時間がかかると疲れるでしょう?」
「あ、はい。眠っちゃってました」
「いいんですよ、リラックスしてください」
「ありがとうございます。私ね、昔、献血が趣味だった時期がありまして」
「あら、じゃ表彰されたりしましたか?」
「私は無かったのですが、知り合い(tommy88さん)が表彰されたって言ってましたよ」
「そうですかぁ」
「手帳を貯めておくと、自分や家族が手術するときとか使えたんですよね」
「そういう時代もあったみたいですね」
「うふふ、私が若い時ですから、もう30年以上前ですね」
「あらぁ30年!」
「看護師さん、生まれてなかったかな?」
「さぁどうでしょう(笑)献血もコロナで変わってしまって」
「あーそうなんですか?」
「産地というか、献血してもらった場所が輸血パックに書いてあるんですけど、
とんでもない場所から来るようになりました」
「へぇ」
「九州とか、山を越えて日本海側の県とか」
「なるほど!」
「首都圏の人が、献血しなくなったんでしょうね」
「うわぁ、そんなときにこんなに(輸血して)いただいてしまって申し訳ないです」
「それは、しょうがないんですから、さぁ終わりました。あと2時間ぐらいね」
「ありがとうございます」

若かった私は、やせっぽちだったけど健康そのもので、
献血をすることばかり考えていて、将来の自分に返ってくるなどと、
夢にも思いませんでした。

あの頃の私の献血したのなど、もうと~っくに誰かのために使われたでしょうが、
あの頃の私と、その後献血してくれた人たちに感謝、感謝です。


そんなことを考えていたら、またまた爆睡し、
先生がいらっしゃったのに、何度か呼ばれるまで目覚めなかったのでした!(笑)
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コメント 7

HOTCOOL

まほ姉さんの血を吸った人がいるんですね。
性格変わっただろうなー
by HOTCOOL (2021-07-04 04:54) 

mutumin

こうしてみると献血の歴史みたいなものを感じるし、若い子との世代のギャップをすごく感じる会話ですね。
やれるときに人の役に立っておけば、自分に返って来るって、思うと何でも、まほさんみたいに奉仕しておくべきだと思いました。
by mutumin (2021-07-04 05:47) 

親知らず

私も若い頃は献血して居住地が変わると、献血手帳にゴム印を押してもらうのが御朱印帳みたいにコレクションになっていました。
結婚する時に英国に旅行に行った時にBSEの可能性から一時的に献血出来なくなりました。
気付けば献血出来ない年齢になって、献血手帳もどこにあるのやら?
献血に産地が明記してるとは、知りませんでした。
by 親知らず (2021-07-04 08:35) 

pn

元は取ったって事か(笑)
by pn (2021-07-04 09:22) 

paulo

一度献血しに行ったら外国から来た方はできませんと言われた。
まあ、なんとなくその心配はわかるけどね。
by paulo (2021-07-04 10:41) 

tommy88

血を抜いた時の虚脱感は疲れを感じません。
献血する体力も精神力も余裕があるからだと思います。
しかし、輸血するほどだから、少しの運動でも影響します。
寝ていても熱量を消費していますが、輸血でも熱量は消費しています。
全身全霊で疲労しているのだから、普通の睡眠では不足です。
献血をできる時にはする、役に立てばうれしい。
拙宅の三姉妹もそれぞれの地で各自の血を、献血しています。
彼女たちは元アスリート、血液のコンディションもチェックしています。
半世紀近く前、父親が、性病検査になるなぁと思っていたのは秘密。
本意、不本意は別にして、原則は相見互い、ギブ&テイクです。
また再び献血できるように、復活しましょう!

by tommy88 (2021-07-04 12:20) 

まほ

☆ HOTCOOLさん
ふふん、と~っても良い人になったことでしょう♪(笑)

☆ mutuminさん
献血手帳1冊につき1本(200ml?)と言われていましたが、
時代的に、売血をする人が増えたこともあり、
そういう交換条件が無くなったと、何かで読んだことがあります。

☆ 親知らずさん
親知らずさんも、献血たくさんしていたのですね♪
そう!
私も、あの頃の献血手帳、どこに行ったか分かりません(笑)

☆ pnさん
うーん、たぶんまだだけど(笑)

☆ pauloさん
ええ、親知らずさんもおっしゃっていますが、
外国に行ってくると、一定期間出来なかったみたいです。
そう言えば、今の血液は、チェックがたくさんあるので、
昔のように肝炎とかHIVとかのウィルスはほぼ無いそうです。

☆ tommy88さん
献血すると、造血機能で一時的に熱くなりますよね。
それがむしろ心地よかったです(笑)
血管も強くて、いつもすんなり血が取れました。
一度だけ、献血してすぐに時間が無くて走ったら、
腕がものすごい色になったことがありますが、
普段は跡も無く、体力も落ちずに済んでいました。
輸血の時は、いつもより眠気が強いです。
処置室ですから、非常にオープンな場所で、
隣のベッドとはカーテンで仕切られていますが、
ナースやお医者さんが忙しそうに働いているのが見えますし、
広いワンフロアががやがやとにぎやかです。
それでも爆睡してしまうのですから、そういうことなんですね。
by まほ (2021-07-04 23:14) 

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